水素は水1リットル(水温20℃程度)に対して、17.6mlの体積1.6mgの重さが溶けます。
飽和1.6ppmという数字が一般的に耳にするかもしれませんが、科学的にはmolという単位を使ったほうが望ましいです。
ちなみに1.6ppmは0.8ミリmol/リットルになります。
コップに注いだ時の含有量の推移
容器のタイプや、圧力等によって多少違いはありますが、コップに注いだ後の水素残量の目安は以下の通りです。
水素はすぐ抜けてしまうと思っている方もおられますが、食事の時にコップに注いで飲む程度なら十分水素を取り入れることができます。
ちなみに、「◯◯時間経過しても、特殊技術で水素の溶存量に変化なし」などと謳う水素の名がついた商品(水素水・水素水生成機)にはご注意ください。
水素の特性として、抜けることに大きな差がありません。
抜ける特性(拡散性と分子サイズ)が、活性酸素除去に有効なのです。
飽和水素濃度と温度の関係
下の図のように、水温が高くなると飽和濃度は低くなっていきます。
一般的に水素水の飽和濃度は1.6ppmと記憶されていますが、科学的に気体は温度が低いほど多く溶けるのは
炭酸飲料と同様に普遍なことです。
水素分子は水温に影響を受けにくい特性があります。飲みやすい温度で無理なく毎日お召し上がりください。
これは製造時に関係することなので、一般消費者が手にした水素水は冷やせば濃度が高くなるかというとそんなに関係ないと思ってください。
*)ただし、圧力や不純物等があると値は変化いたします。